９/１６に描いた１１黒の続き？もどき

もはや１１黒でなく、黒１１になってます。
イラストも絡んでます…。
ＳＳも付きました…。
Ｒ１５位かと思いますので苦手な方はご注意を…！！

イラストの後に突如ＳＳ始まります。
黒１１です。ご注意を。

















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不意に触れた唇は、打たれていた雨の所為か冷たく。
見開かれたままの黒い瞳はずっと１１を見ていた。

不意を付かれた所為なのか、それともこの行為自体に驚いたのか
１１の瞳は動揺の色を隠せなかった。
予想以上の反応をみせた１１に黒の口角が弧を描き歪んだ。
黒の狙い通り捕らえていた１１の手の力がゆるむ。

『…まずい…っ！』

１１の手から黒の手がすり抜けていく。
ところが離れると思っていた唇はさらに深く触れてくる。
そのままの勢いで黒は逆側の壁へ１１を縫い付ける。
壁へぶつかった反動か、口元が少しほころぶとすぐに黒の舌が入ってくる。
「……っ！」
口内を犯され、行き場のない互いの唾液がこぼれ顎をつたう。
酸欠の所為か意識がぼぉっとしてくる。

「？！」
急に現実に引き戻される感覚が１１の体を走る。
黒の膝が足の間に差し入れられ下肢を、次第にそこから上へと、刺激し始める。
咄嗟に黒の肩を掴み、引き剥がそうとするが酸欠の所為か、快楽の所為かうまく力が入らない。
「…ッはぁ…」
口をやっと開放され、大きく息をする。
がくがくと膝で揺さぶられ、反射的に１１の体がビクつく。
「…っ……！」
自分でも驚くほど反応する体は支えがないと立てないと思うくらいだった。
「…っ…や、め……っ」
黒の肩口に顔をうずめて必死に抗う。
「随分と感度が良いんだな」
１１の耳元で黒がささやくとすっと体を離した。
支えを失った体は力なく地へと崩れた。
「…ちょっ…！待……！」
すぐさま顔をあげて黒を捜すが、すでにその姿はなかった。
「……はぁ………」
情けなさと中途半端に煽られた体で１１はしばらくそこから動けなかった。

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黒…放置…ひど…
なんか私が書くと黒がどんどんＳになって行く気がします…
でもそんな黒に惹かれてる１１がいいです。（え）
黒がＳっていうか私がＳか…；；はい、Ｓです；
最後の１１の台詞を某キ●タク読みするとおもしろいです（書いた後で気が付きました）
最初は
「黒からキスしたのに１１に逆襲される１１黒」
だったんですが、いまいちしっくりこなくて…
「黒からキスしたらあんまりにも１１が反応するから楽しくなってきちゃった黒１１」
になってしまいました…。
びっくりするくらい自分的にはしっくり……
反応頂けるとうれしいです……っ（びくびく）